広尾学園中学校の学校説明会メモです。国際力豊かな面と、ICTに強いという両方の面を感じさせる内容でした。
変革が多いイメージの学校なので、ここに書いた内容も既に変わっているかもしれません!ぜひ直接学校説明会で話を聞いてみてくださいね。
全体
- 全学年とも女子が少し多い。入試において男女比は一切気にせず、成績順のみで判断
- 1クラス38~40名。医進・サイエンスコース(医サイ)は1クラス35名
- 医サイ以外は毎年クラス替えあり
- 遠隔地から通っている生徒も多い
- 3コース共通(本科・インター・医サイ):
①問題解決・コミュニケーション能力 ②英語力 ③ICTスキル - 本科と医サイは共通点多い(大学進学、カリキュラム進度など
医サイ
- 理系好きな子。医師や研究者になったときのマインドを養成
- 授業は本科+理数研究3H(研究活動)
- 理1と理2を横断で授業する
- 「まだ答えのないもの、かつ社会に役立つもの」という前提で研究テーマを決める
- 最先端の人へ聞きに行く(先生は必死でその人を探しに行く)。大学の施設を借りたこともある
インター
- 大学は海外・国内難関校の両方を目指す
- 英語以外は本科と同じカリキュラム。23名の外国人教員
- 欧米型のクラス運営
- 英検をはじめ様々な資格を取得。SATの会場になる
- 英語力ゼロからSGクラスへ入るのは50%。英語「を」学ぶ
- 外国人・日本人教員のダブル体制。英語のシャワーを浴びる
- 技能科目(芸術・技術家庭科)は英語で授業、体育と音楽は日本語
- SGは8割がAGに中3で追いつく
英語
- 英検2級を中3までに取得、準1急を高2までに取得(尺度として使用)
- 学校内の夏期講習で英検対策、学内English in Actionなど(説明会内では多くの授業・イベント風景の動画がありました)
コース選択
- コースを変えたいなら高1の時に希望を出す
- 高2進級時に理系・文系選択(本科のみ)その他
- PLT(Personalized Learning Test):朝10分の勉強。個別の弱点補強を実施
- 中1から夏期講習20日間ある
- 部活は週3回。夏は夏期講習開催日を優先して部活日を決めている
- 塾に行っている子は少ない。宿題含めてやることが多い
- 11月に入試説明会あり。入試の作問者(先生)がサンプル問題を説明。参加は6年生で十分
myコメント
広尾駅から歩いてすぐの所にあり、校舎も新しさを感じます。実際の学校説明会では、生徒たちの参加するイベントやコンテストの映像が多く盛り込まれていましたので、興味がある方はぜひ実際の説明会に行ってみることをお勧めしたいです。英語およびICTへの取り組み、様々な行事やコンテストへの前向きな姿勢、理系クラス(医サイ)における専門性の高さなどは他の学校と比較しても意欲が高いと感じました。ただ、一番生徒人数が多い「本科クラス」の説明はもう少し欲しかったかな。
親としては良いなと思っていたので、娘を授業体験や文化祭にも連れて行ったところ、あまりリアクションが無く・・。親はあのとんがった雰囲気は気に入っていたのですが、娘にはどこかフィットしなかったようです。こういうとき、親は子供の肌感覚を信じるしかないですね。実際に子供を学校へ連れて行くことの意義を感じた一件でした。