早稲アカ開催小5「学校別ジュニアオープン模試」
早稲アカデミーのNN女子学院(略称はNNJG)クラス、我が子は他塾に通っていましたが興味がありました。
早稲アカのサイトを見ると、小5の12月に初めて「学校別ジュニアオープン模試」なるものがあると知り、その女子学院用を受験することに。
この模試の対象校は、男女御三家6校と慶応普通部です(開催年によっては異なるかもしれませんのでその年ごとに早稲アカのサイトをご確認下さい)。
学校別ジュニアオープン模試の特徴
- 各学校における実際の入試問題と形式がそっくりな模試が受けられること
- 小5ながら同じ学校を志望する生徒が集まるので立ち位置確認が出来る
小5の12月といえば、新小6になるまであと少しであり、志望校を決めている子も増え始めている時期。
模試としては少し早い「ライバルとの実戦体験」という位置づけでしょうか。
我が家の場合この時点で他塾の模試をまだ受けたことが無かったので、外部受験の経験として適当と思い受験することにしました。
受験者は女子のみ、というのも初めて。
立ち位置確認というよりは(まだ小5ですし、そこにはあまり期待せず)、普段の環境から離れてみることで、約1年後の受験本番に向けて何か意識に変化が起きれば良いな考えていました。
初「そっくり模試」は意外とハード、でも受ける価値あり!
女子学院の入試は40分×4教科であり、今回のジュニアオープン模試の時間配分もそれと同様。試験時間の合計は普段の模試とそう変わらない。
しかし、試験範囲は各教科とも曖昧で「習っていない所が出るかも」という心配もあり(他塾のため事前情報も無かった)、初めての試験会場(御茶ノ水でした)、試験用紙に貼るQRコードが届いておらず当日会場で発行して貰う等、色々ありました(笑)。
ただ、初めての会場や周囲に知り合いが居ないという環境はこれから何度も経験して当たり前になっていくことであり、当日のトラブルもあり得る話。
試験内容以前の話ですが、場数を踏むことの大切さを感じました。
そして試験終了後。
娘はなぜか鼻にティッシュを詰めたまま出てきたので、どうしたのと聞くと「テスト中に鼻血が出た」。
普段鼻血なんて全く出さない子なのですが、「問題読んで下を向いていたら、急にポタポタって出てきたんだよ」と。
手を上げて先生を呼んだところ、ティッシュを貰えたとのこと。
上を向いていたらテストは解けないし、少量で済んだようで良かったですが、親としてもびっくりしたハプニングでした。
その後、普段の生活も含めて娘が鼻血を出したことはこの一度きりでしたが、本当に何があるか分からないですね。
もともと何でもきちんとやるというよりは、忘れ物をしたり「え、聞いてなかったの?」みたいな事があるタイプの子でしたから、「この子にはやはり場数が大事だな・・」と感じた出来事でした。
模試の結果については、良いとはいえませんでしたが全体の平均点も予想より低め。
もっと完成度の高いお子さんもいたのだと思いますが、未習だった範囲も出ていたので我が家にとって今回の結果は本当に参考程度でした。
それでも「そっくり模試」で女子学院の入試形式を知ることが出来たこと(特に算数)、度胸をつける場となったことは良い経験でした。
日能研生は「公開模試」が月1回あり、これは日能研生以外のお子さんも受けられる模試なのですが、日能研という塾はオールラウンダー型。
その中で上位だからと、のほほんとしていても仕方ありません。
難関校をいずれ目指すのなら、他塾生を含めた、高めの学力を持った母集団の中で厳しさを知る必要もあります。
この後も娘は他塾生の中で何度も模試を受けていくのですが、受験が終わったいま振り返っても、これらの経験は場数や立ち位置確認だけでなく、本人のモチベーションを維持するためにも大切だったなと感じます。