6年春から秋 国語

国語は「過去問」を解き始めてからも伸びる!

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「国語は点が上がらない教科」ではありません

国語=「勉強しても、しなくても点が変わらない教科」とよく言われます。センスの問題とか、幼児期からの読書量で決まるとか。だから今更伸びないんじゃない?と。でも入試ではそうも言っていられないのが現実。4教科均等配点の学校より、国語と算数の点数配分が高い学校のほうが多いですから、国語を「捨てられる教科」には出来ないのが辛いところです。

ではどうすれば良いか。塾のテキストやノートを見直す?それも良いと思いますが、私のオススメは「志望校の過去問を解く」ことです。もちろん6年秋からの話です。

そんな時期から伸びるの?と思いますが、ここで言いたいのは「国語全体の力をつける」というよりは、「志望校の国語で高得点が取れるようにする」という意味です。満遍なく出来る必要性はこの時期にはもうありません。志望校の問題で合格ライン以上を取れるか、ということだけに集中が必要です。

とはいえ過去問もそんなに年数が揃っているわけではないので、1回1回を大事に使っていただきたいですが、きちんとやると、国語でもかなり点が伸びていきます。

塾でのテストと違い、9月に解いてみた過去問が、仮にどの学校の点数もボロボロだったとしても、まだ諦める必要はないということです。

過去問の解き方・・・とにかく分析・分析!

一度解いた過去問を丁寧に振り返り、バツや部分点の問題から出来るだけ多くの知見を得ようとする。

そしてその学校の問題の「解き方」をマスターする。

端的に言うならこれに尽きます。以下に2つ例を挙げてみました。

具体例

選択肢問題で間違えた

→選択肢全てを読み直し、問題文と一つずつ照らし合わせて「何に引っかかったか、それは問題文のどこを読み間違えていたのか」「正解の選択肢の内容はそのままズバリ問題文に掲載されていたのか、言葉のニュアンスが変えられていたか」等を見極める

記述問題で解答すべき要素が不足していた(部分点のみ)

→回答例をよく読んで自分の解答をじっくり照らし合わせる。解答に書くべき要素はいくつ必要だったか、それらは問題文のどこにあったかを確認し線を引く。どうしたら書き漏らしていた要素に気づくことができたかを考える。書かなくても良かった無駄な部分はどこだったか、推敲する際にそれを削れるようにするにはどうすれば良いか考える

選択肢問題は女子校でいうと、女子学院と豊島岡女子が難問出題校と言われています。選択肢の数が多い上、中には「どの選択肢も合っているのだけど、【最も適切】なのはコレ」というようなクセのある問題が入ってくるからです。また、答えは一つだけでなく複数を選ばせる問題もあり、ここで引っかかることもあります。

塾の定例テストでも今まで何度も選択肢問題は解いてきたし振り返りもやってきたはずですが、やはり実際の入試問題には「各学校の問題のクセ」があります。これは塾のテストをいくら繰り返しても身につくものではないのですよね。塾のテストとは「様々な学校の入試問題に対応できるよう」に作られているので、一つの学校のクセを盛り込むことは難しいです。

志望校の合格を目指すのであれば、やはり「その学校の」過去問を解き、入念に分析をし、パターンがあるようであればそれを把握し、気をつけるべきことをピックアップする。それを繰り返すことで、徐々に各学校の国語の「解き方」が身に付いてきます!

最近傾向が変わってきた学校の過去問には注意

国語の場合、一回解いた年度の問題を繰り返し解くのもアリだと思います。我が家でも同じ年度の過去問を2~3回繰り返して解いたこともありました。

ただ、一つ注意があります。社会と違って国語の場合は古い年度でもさほど問題はないのですが、学校によっては古い問題は最近との問題傾向が異なることがあり、古い年度を解いてもあまり意味が無いことがあります。

娘が受験した女子学院中学校の国語も、10年ほど前の過去問を見ると「スピード重視」だった頃の問題形式であり、記述問題は少ない上、その記述量もまだ少ないものでした。なので、解いてみても何か手応えがない。しかし年度が近づくにつれて記述問題の数および1問あたりの記述量も増えてきます。

子供だけだと「どの年度あたり以降が、今の入試対策として役に立つか」の見極めは難しいかもしれないので、その辺りは保護者の方が見てあげてもよいかと思います。

出題傾向が異なる学校でもOK!

「各学校の入試問題の特色」について上で触れましたが、たとえば「第一志望校と併願校とで、国語の入試傾向が全然違う」ということもありえるかと思います。併願校を選ぶ際に「入試傾向が似た学校を選べ」というのが王道かもしれませんが、それだけで学校を選んでは勿体ないです。

我が家でも実際、第一志望校と第二志望校の国語の傾向がかなり違っていました。第2志望校はこれでもかという位に記述しかない学校。答案には大きな枠しかないようなところです。

私もこれには少々不安になり、日能研の先生へ相談したことがありました。すると先生は「傾向が違っていても、それぞれの学校の過去問を何度も解いて慣れていけば大丈夫」と話して下さいました。「入試傾向だけで志望校を選ぶ必要は無いです」。確かにナンセンスな話ですね。

愚直にそれを信じて過去問を丁寧に解き続けていると、だんだん両方の学校の型に合わせた解答が書けるようになってきました。

記述が多いからといって難しい訳ではないし、文脈が理解できれば抜き出しでほぼ対応できる問題も。逆に、記述が少なめであっても、その分じっくり問題を読み込み要約しなければならなかったりして簡単な訳ではない。解答用紙や問題文の長さなどの見た目だけではない、それぞれの学校のレベルがやはりあるんだなと感じました。

国語は奥が深いけれど、今まで培ってきた基盤に加えて、最後は過去問でひたすら学校の型を磨くことで点数を上げることができます。ぜひチャレンジしてみて下さい。

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